アトミック先生ってこんな人
大学が法学部だったのですが、労働法の授業を受けたとき、民法が漢字とカタカナだったのに対し、労働法が漢字とひらがなの現代文で書かれていたことから、新しい法律なんだという漠然とした興味を持ちました。
ただ、卒業後は金融業に就職し営業をやっていました。仕事が慣れて来たころ通勤電車でふと目に留まった社会保険労務士(以下、「社労士」)の資格取得の広告がきっかけで、学生時代に勉強した労働法の事を思い出し、その資格に対しもっと深く知りたいと思うようになりました。
さっそく本屋さんにいって社労士の本を探したのですが、当時はほとんどなく、たまたま見つけた本を読んでみたら、とても仕事の幅が広いことと、自分がずっと抱いていた「スペシャリストとして仕事をしたい」という希望が叶えられそうだということから、社労士になろうと決心しました。
決心した後は仕事を辞め、1年間で資格を取ることを心に誓って専門学校へ通いました。当時27歳だったのですが、不安だらけでした。自分にプレッシャーをかけながら勉強していた感じです。その甲斐あってか1年で資格を取ることができました。
資格は取れたもののお客さまが1人もいない状態でしたので、ダイレクトメールを送る所から仕事をスタートしました。金融機関で営業をやっていたときは、「営業は足しげく通って仕事をもらうものだ」と教えられたのですが、自分の中で違和感があり、相手が必要となったときに自分の事を思い出してもらえたら良いという思いから、ダイレクトメールを送りました。
他には社労士の支部の会合に顔を出していたのですが、ベテランの先生に声をかけて頂いてその先生の仕事を手伝いながら2年位勉強させて頂きました。一番大きかったのは自分で開拓したお客さまの所に行った時にまだ新人でしたが、分からないことがあったらベテランの先生に聞けるという安心感をもって仕事できたことです。
勿論、今でも不安を感じることはありますが、それ以上に仕事に対するやりがいを感じることの方が多く今まで続けてこられた気がします。「スペシャリストとして仕事をしたい」と最初に抱いた純粋な気持ちが根底にあるからだと思います。
企業の労働に関する悩み解決サポート、年金や健康保険、失業保険など社会保険に関する全般的な仕事です。その中でも私は労働条件に関わる分野が一番得意としています。会社が労働条件を変更したい時など、そのコンサルティングをしています。会社側の一方的な変更ではなく社員の方々にもメリットが出るような変更になるよう心がけています。
他には、年金の手続きに関する相談、会社を辞めようと思うときの相談、給与に関することの相談、就業規則に関する相談、36協定(時間外労働をする時に届けておかなくてはいけない協定)に関する相談、残業代に関する相談、助成金に関する相談が多いですね。
馬が好きで競馬場に出かけて行ってはストレス解消しています。馬のスマートな綺麗さとか競争が始まったときの物凄いスピードとかを見るのが大好きです。実は、妻も馬を見るのが好きなので、よく一緒に競馬場に行っています。
どこに聞いたらいいのか、よくわからないけれど、ま、とりあえず、”あとう事務所”に聞いてみよっか!
そんな事務所でありたいと思っています。。